忙しい社会人が資格勉強を続けるコツ5選|1日30分でOK

「資格を取ろう!」と意気込んでテキストを買ったのに、3日で本棚行き——こんな経験、社会人あるあるですよね。

僕自身、過去に2回ほど挫折しています。でも、3回目のチャレンジでようやくITパスポートに合格できました。

違いは何だったのか? 振り返ると、勉強の「やり方」と「仕組み」を変えただけでした。才能とか根性の問題じゃなくて、「続けられる仕組み」を作れるかどうかが全てだったんです。

この記事では、忙しい社会人でも資格勉強を無理なく続けるための具体的なコツを5つ紹介します。どれも今日から実践できるものばかりなので、ぜひ最後まで読んでみてください。

なぜ社会人の資格勉強は続かないのか【3大原因】

コツを紹介する前に、まず「なぜ続かないのか」を理解しておきましょう。原因がわかれば、対策も立てやすくなります。

原因①:「まとまった時間が必要」という思い込み

「2時間は机に向かわないと意味がない」と思い込んでいる人が多い。でも忙しい社会人にとって、毎日2時間の確保はほぼ不可能ですよね。結果、「今日は時間がないからやめよう」が毎日続いて挫折するパターンです。

原因②:モチベーションに頼っている

やる気は波があるもの。「やる気がある日だけやる」というスタイルは、確実に1〜2週間で停止します。モチベーションに頼る勉強法は、続かないことが科学的にも証明されています。

原因③:ゴールが遠すぎる

「半年後の試験日」は遠すぎて実感が湧かない。途中で「なんでこの勉強してるんだっけ?」と目的を見失うのは、ゴール設定の問題です。

この3つを解決する「仕組み」が、これから紹介する5つのコツです。

コツ①:「1日30分」をルールにする【最重要】

いきなり核心ですが、これが最も重要なコツです。

1日30分だけ」と決めて、それ以上やらなくてもOKにする。たったこれだけで、驚くほど続けられるようになります。

なぜ30分なのか?

  • 通勤電車の片道で確保できる時間
  • 「30分くらいなら…」と心理的ハードルが低い
  • 短い方が集中力が続く(ポモドーロ・テクニックの考え方)
  • 毎日続けても負担にならない

ポイントは「30分以上やらないこと」ではなく、「30分でOKとする」こと。やる気がある日は1時間やってもいいけど、30分で終わっても「今日はちゃんとやった」と思えるラインを作るんです。

30分でもバカにできない積み上げ効果

期間 30分/日の累計 到達できる目安
1ヶ月 15時間 FP3級の基礎固め
2ヶ月 30時間 FP3級合格ライン
3ヶ月 45時間 ITパスポート中盤
6ヶ月 90時間 ITパスポート・簿記3級合格ライン
1年 180時間 宅建・簿記2級の合格圏内

1日30分 × 30日 = 月15時間。ITパスポート(目安100〜150時間)なら、休日にちょっと追加するだけで十分合格ラインに届きます。「たった30分」でも、続ければ確実に成果が出るんです。

コツ②:「場所」と「時間」を固定する

勉強を習慣化するための最強のテクニックが「if-thenプランニング」です。

「○○したら、△△する」と決めておくだけで、行動の実行率が2〜3倍になるという研究結果があります(コロンビア大学の研究)。

具体例:if-thenプランニング

トリガー(○○したら) 行動(△△する) 所要時間
電車に乗ったら スタディングのアプリを開く 30分
昼休みの残り15分になったら 過去問を5問解く 15分
寝る前にベッドに入ったら テキストを10分だけ読む 10分
朝コーヒーを淹れたら 間違えた問題を3問復習する 10分

大事なのは、やる気に関係なく自動的に始まる仕組みを作ること。「電車に乗る」というトリガーに勉強を紐づけると、考える前に手が動くようになります。

僕の場合は「通勤電車の席に座ったらスマホで講義動画を再生する」をルールにしていました。2週間もすると、座った瞬間に無意識でアプリを開くようになります。これが習慣の力です。

コツ③:スマホで完結する教材を使う

「テキストを持ち歩くのが面倒」で勉強が止まるケースは本当に多いです。分厚いテキストをカバンに入れて通勤するのは、それだけで億劫ですよね。

だからこそ、スマホ1台で完結する通信講座を使うのが正解です。

おすすめのスマホ対応通信講座

サービス 特徴 料金例 おすすめ度
スタディング 1講義5〜15分。AI問題復習機能あり ITパスポート7,920円〜 ★★★★★
フォーサイト 高い合格率。フルカラーテキスト 資格による(2万円〜) ★★★★☆
ユーキャン 質問対応・添削指導が手厚い 資格による(3万円〜) ★★★★☆

スタディングが特におすすめな3つの理由

  1. 1講義5〜15分で完結:通勤時間にちょうどいい長さ
  2. AI問題復習機能:弱点を自動で分析して出題してくれる
  3. 学習レポート:勉強時間が可視化されてモチベーションが上がる

料金もリーズナブルで、ITパスポート講座7,920円、簿記3級講座3,850円から。テキスト1冊分の値段で動画講義+問題集+AI復習が手に入るのは破格です。

一方、「一人だと不安」「質問できる環境がほしい」という方にはユーキャンが合うかもしれません。サポート体制(質問対応、添削指導)が手厚く、初心者でも安心して進められます。

コツ④:「100%理解してから進む」をやめる

完璧主義は勉強の最大の敵です。

テキストの1章を読んで「うーん、よくわからない…」と感じたとき、もう一度最初から読み直していませんか? これをやると、いつまでたっても先に進めず、モチベーションが下がる一方です。

「7割理解」で先に進むルール

資格試験の多くは合格ラインが60〜70%です。つまり、全てを完璧に理解する必要はありません。

最も効率的な「3周回し」勉強法:

周回 目的 理解度の目安 所要時間比率
1周目 全体像をざっくり把握する 50%でOK 30%
2周目 問題を解きながら理解を深める 70% 40%
3周目 間違えた箇所だけ集中復習 85%以上 30%

1周目で立ち止まるより、まず全体像を掴んでから戻ってくる方が、結果的に理解が早くなります。これは認知科学で「スキーマ形成」と呼ばれる学習効果で、全体の枠組みができてから詳細を理解する方が効率的なんです。

コツ⑤:「宣言」と「仲間」で逃げ道を塞ぐ

最後のコツは、メンタル面の対策です。

テクニック①:受験日を先に決めて申し込む

「いつか受けよう」は永遠に来ません。テキストを買ったら、その場で最寄りの受験日に申し込むのが鉄則です。受験料を払った瞬間、「落ちたらもったいない」という損失回避の心理が働いて、勉強のモチベーションが格段に上がります。

CBT試験(ITパスポートやFP3級など)なら通年受験可能なので、「2ヶ月後の○月○日に受ける」と決めてすぐに申し込みましょう。

テクニック②:SNSやブログで宣言する

「○月にITパスポートを受けます!」とSNSで宣言すると、後に引けなくなります。心理学でいう「パブリック・コミットメント効果」で、公言した目標の達成率は宣言しない場合の約65%向上するという研究結果があります。

X(Twitter)のハッシュタグ「#資格勉強」「#ITパスポート」で検索すると、同じ目標に向かって頑張っている仲間が見つかります。

テクニック③:勉強仲間を作る

一人で黙々と勉強し続けるのは、強い意志力が必要です。でも勉強仲間がいれば、「自分だけサボるわけにいかない」という社会的プレッシャーが働きます。

  • オンライン勉強会に参加する(ZoomやDiscordで開催されている)
  • スタディプラスなどの学習記録アプリで仲間とつながる
  • 職場の同僚を誘って一緒に資格を目指す

資格勉強のスケジュール例:忙しい社会人の1日

実際に1日のどこで勉強時間を確保するか、具体例を紹介します。

時間帯 活動 勉強時間
7:00 起床・朝の準備(時短テクニックで効率化)
7:40〜8:10 通勤電車でスタディングの動画講義 30分
8:30〜17:30 仕事
12:15〜12:30 昼休みの残りで過去問5問 15分
17:30〜18:00 帰りの電車でテキスト復習 30分
18:30 帰宅・夕食(宅食サービスで5分で完了)
22:30〜22:40 寝る前に間違えた問題を3問復習 10分
合計 約85分

無理に机に向かう時間はゼロ。すべてスキマ時間で完結しています。朝の時短テクニックで朝に余裕を作れれば、出勤前にさらに15〜30分追加することも可能です。

夕食に宅食サービスを活用して調理時間を削減すれば、帰宅後の自由時間も確保できます。コスパ重視なら宅食サービスおすすめ10選を参考にしてみてください。

挫折しかけたときの対処法3つ

どんなに仕組みを整えても、「もう無理…やめたい」と思う瞬間は必ず来ます。そんなときのためのリカバリー方法を3つ紹介します。

対処法①:「勉強しなかった日」を責めない

1日サボっても大丈夫です。大事なのは「サボった翌日に戻ってこられるか」。完璧に毎日続ける必要はありません。週5日できたら上出来です。1日サボったことを責めるのではなく、「翌日また30分やれた自分」を褒めましょう。心理学では「セルフ・コンパッション(自己への思いやり)」と呼ばれるこのアプローチが、実は継続率を上げることがわかっています。

対処法②:合格体験記を読む

モチベーションが下がったときは、自分と同じ境遇の人の合格体験記を読むのが効果的です。「私も忙しい社会人だけど、通勤時間だけで合格できました」という体験談を読むと、「自分にもできるかも」と前向きになれます。スタディングやフォーサイトの公式サイトには合格者の声が多数掲載されているので、参考にしてみてください。

対処法③:「合格後の自分」を具体的にイメージする

なぜこの資格を取りたいのか、原点に立ち返りましょう。「転職活動で有利になる」「手当が月1万円つく」「自分に自信を持ちたい」など、合格後の具体的なメリットを紙に書き出してみてください。ゴールが明確な人ほど挫折しにくいのは、スポーツでもビジネスでも同じです。特に資格手当がある会社なら、「月1万円×12ヶ月=年間12万円の収入増」と具体的に計算すると、勉強する意味がクリアになります。

社会人が資格勉強を続けた先にあるもの

最後に、資格勉強を続けた先にどんな未来が待っているか、筆者の経験も交えてお伝えします。

自己肯定感が上がる

「忙しい中でも勉強を続けて合格できた」という体験は、想像以上に大きな自信になります。僕はITパスポートに合格した後、「やればできるじゃん」という感覚が芽生えて、次のFP3級にもすぐにチャレンジできました。成功体験が次の行動を生む好循環です。

キャリアの選択肢が広がる

資格は「能力の証明」であると同時に、「学び続ける姿勢の証明」でもあります。面接で「働きながら独学で資格を取得しました」と言えるだけで、評価は大きく変わります。実際に筆者の場合、資格取得がきっかけで社内異動の話が来ました。

お金の知識・IT知識は一生モノ

FP3級で学ぶお金の知識、ITパスポートで学ぶIT知識は、どちらも日常生活で一生使えます。試験のためだけの勉強ではなく、実生活を豊かにする教養としての価値が高いのが、これらの資格の最大の魅力です。

よくある質問(FAQ)

Q. どの資格から始めるべきですか?

A. 初めての方にはITパスポートかFP3級がおすすめです。どちらも合格率が高く、独学で合格可能。しかも実生活やキャリアに直結する知識が身につきます。詳しくは社会人におすすめの資格5選を参考にしてください。

Q. 仕事が忙しすぎて30分も確保できません

A. まずは15分からでもOKです。通勤電車の中だけでも、15分×往復で30分確保できます。大事なのは「毎日少しずつ」の習慣を作ること。0分の日を作らないことが最優先です。

Q. 独学と通信講座、どっちがいい?

A. スキマ時間で効率よく学ぶなら通信講座がおすすめです。特にスタディングはスマホ完結で通勤中の学習に最適。一方、テキストを自分のペースで読みたい方は独学でも問題ありません。FP3級のように合格率80%以上の試験なら独学で十分です。

Q. 勉強の記録はつけた方がいい?

A. 絶対につけた方がいいです。スタディングの学習レポート機能や、スタディプラスなどのアプリで勉強時間を記録しましょう。「今月は合計20時間勉強した」と可視化されるだけで、モチベーションが全然違います。ゲームの経験値みたいに積み上がっていく感覚が楽しいんですよね。

まとめ:仕組みを作れば、続かない人でも続く

資格勉強が続かないのは、あなたの意志力が弱いからではありません。「続く仕組み」がなかっただけです。

今日からできる5つのコツ:

  1. 「1日30分」をルールにする
  2. 「場所と時間」を固定する(if-thenプランニング)
  3. スマホで完結する教材を使う
  4. 「7割理解」で先に進む
  5. 「宣言と仲間」で逃げ道を塞ぐ

まずは今日、受験日を決めて申し込むところから始めてみませんか? 申し込んだ瞬間から、あなたの資格勉強は「いつかやりたいこと」から「やると決めたこと」に変わります。

おすすめの資格については社会人におすすめの資格5選、ITパスポートの詳細はITパスポートのメリット解説もあわせてチェックしてみてください。

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