TOEIC600点を最短で取る勉強法|忙しい社会人向け

【結論】TOEIC600点は3ヶ月で取れる。必要なのは正しい教材と「通勤時間」

「TOEIC600点を取りたいけど、仕事が忙しくて勉強する時間がない」——これ、通勤時間だけで解決できます。

TOEIC600点は、日本人の平均スコア(約560点)をやや上回るレベル。多くの企業が昇進・転職の基準として設定しているラインで、「英語ができる」と名乗れる最低ラインと言えます。

結論から言えば、以下の3ステップを3ヶ月続ければ600点は十分到達可能です。

  1. 1ヶ月目:単語を固める(金のフレーズ)
  2. 2ヶ月目:公式問題集でパターンを掴む
  3. 3ヶ月目:弱点パートを集中対策+模試

教材費はたった約5,000円。そして勉強時間の大部分は通勤時間で確保できます。この記事では、忙しい社会人が最短でTOEIC600点を取るための完全ロードマップを解説します。

TOEIC600点のレベルと「取る価値」

600点で何ができる?

場面 600点でできること
メール 英語のメールを辞書を使いながら読み書きできる
電話 海外からの電話の要件をおおまかに理解できる
会議 英語の会議で資料の内容を追える
転職 履歴書に堂々と記載でき、評価される

「完璧な英語力」ではありませんが、ビジネスで最低限使えるレベル。そしてこの「最低限」が、多くの日本企業では高く評価されます。

600点の「キャリアへの投資効果」

  • 昇進:TOEIC600点を昇進要件にしている企業は多数(大手メーカー、商社、IT企業など)
  • 転職:英語力を求める求人の80%以上が600点以上を条件に設定
  • 海外赴任:600点が応募条件のケースが多い
  • 年収:TOEIC600点以上の社会人は、未受験者より平均年収が50〜100万円高いというデータも

教材費5,000円の投資で年収50万円UPの可能性。ROI(投資利益率)は自己投資の中でもトップクラスです。

現在のレベル別——600点到達に必要な勉強時間

現在のレベル 必要な勉強時間 1日1時間の場合 1日2時間の場合
ほぼゼロ(300点以下) 300〜400時間 10〜13ヶ月 5〜7ヶ月
400点台 200〜300時間 7〜10ヶ月 3〜5ヶ月
500点台 100〜150時間 3〜5ヶ月 2〜3ヶ月

500点台の方なら、通勤時間(往復1時間)+朝活30分だけで1日1.5時間。3ヶ月で約135時間の勉強量になり、600点到達に十分です。

最短3ヶ月の勉強ロードマップ

1ヶ月目:単語を固める——これがすべての土台

TOEICの点数が伸びない最大の原因は「知らない単語が多すぎる」こと。まずは語彙力を一気に強化します。

使う教材:「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」(979円)

この1冊でTOEIC600点レベルの単語は完全にカバーできます。

具体的な勉強法:

  • 600点レベルの400語を1日50語ペースで進める
  • 翌日に前日の50語を復習 → 新しい50語を覚える
  • 8日で400語を1周 → 1ヶ月で4周する
  • 通勤時間にアプリ版(abceed)で効率よく

ポイントは「1回で完璧に覚えようとしない」こと。4周繰り返すうちに自然と定着します。脳科学的にも、短時間×高頻度の反復が最も効率的です。

2ヶ月目:公式問題集でパターンを掴む

単語の基礎ができたら、いよいよ公式問題集に挑戦。

使う教材:「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」最新版(3,300円)

具体的な勉強法:

  1. 1回目:時間無制限で解く(実力を正確に把握)
  2. 答え合わせ:全問の解説を精読。なぜ間違えたかを分析
  3. リスニング復習:音声を何度も聞き直し、シャドーイング(真似して声に出す)
  4. 2回目:時間を計って解く(120分で解き切る練習)
  5. もう1セット分も同様に

公式問題集は本番と同じ出題者が作成しているため、最も信頼性が高い教材です。他の問題集を10冊やるより、公式問題集1冊を3回繰り返すほうが効果的。

3ヶ月目:弱点パートを集中対策+本番シミュレーション

模試の結果から自分の弱点パートを特定し、集中対策します。

弱点パート 対策教材 勉強法
Part5(文法問題) 文法特急(935円) 1日10問×30日で300問演習
Part3・4(会話・説明文) 公式問題集の音声 シャドーイングを毎日15分
Part7(長文読解) 公式問題集 時間配分を意識して解く練習

試験2週間前からは本番と同じ形式の模試を最低2回実施。時間配分に慣れることが、本番での最大のパフォーマンスアップにつながります。

パート別攻略の具体的テクニック

リスニング(Part1〜4):300点以上を目指す

600点を取るには、リスニングで300点以上が理想。リスニングはリーディングより点数が上がりやすいので、優先的に対策しましょう。

Part1(写真描写・6問)

  • 消去法で解く。明らかに間違っている選択肢を先に消す
  • 人物の「動作」と「位置」に注目
  • 目標:6問中5問正解

Part2(応答問題・25問)

  • 最初の3語に全集中。WH疑問文は疑問詞を聞き逃さない
  • 「Yes/No」で答えられない質問パターンに注意
  • 目標:25問中18問正解

Part3・4(会話・説明文・各13セット)

  • 設問の先読みが命。音声が流れる前に設問と選択肢を読んでおく
  • 全体の流れを掴む「ざっくりリスニング」を意識
  • 目標:正答率60%以上

リーディング(Part5〜7):300点以上を目指す

Part5(文法・30問)

  • 1問20秒ペースで解く(合計10分以内)
  • 品詞問題は空欄の前後だけ見れば解ける
  • 考えても分からない問題は即座にマークして次へ

Part6(長文穴埋め・4セット16問)

  • 文脈問題は前後の文をしっかり読む
  • 1セット2〜3分ペース

Part7(読解・15セット54問)

  • シングルパッセージを確実に取る(ここが配点の稼ぎどころ)
  • ダブル・トリプルパッセージは時間が余ったら解く
  • 全問解き切れなくてもOK。正確さ>スピード

忙しい社会人の「通勤時間」勉強プラン

「勉強時間がない」という方のために、通勤時間だけで600点を目指すプランを提案します。

通勤時間の使い方(往復1時間の場合)

時間帯 やること 使うもの
行き(30分) 単語学習 or リスニング 金のフレーズアプリ / 公式問題集の音声
帰り(30分) Part5の文法問題 or リーディング 文法特急 / 公式問題集

これだけで1日1時間、月20時間、3ヶ月で60時間。さらに朝活30分や昼休み15分を足せば、3ヶ月で100〜135時間に到達し、500点台からの600点突破に十分な勉強量になります。

週末の追い込み(オプション)

余裕がある週末は、カフェで2時間の集中学習がおすすめ。公式問題集のリスニングパートを通しで解いたり、Part7の長文読解をまとめて練習するのに最適です。

教材費5,000円で揃う「必要最低限セット」

教材名 用途 価格
TOEIC 金のフレーズ 単語 979円
TOEIC 文法特急 Part5対策 935円
公式TOEIC問題集(最新版) 総合対策・模試 3,300円
合計 5,214円

この3冊さえあれば、600点対策は完了。スクールに通えば数万円〜数十万円かかることを考えると、圧倒的なコスパです。

アプリを追加するなら、abceed(月額制)スタディサプリENGLISH TOEIC対策(月2,178円)がおすすめ。通勤時間の学習がさらに捗ります。

モチベーションを3ヶ月間維持する5つの方法

方法①:試験日を先に申し込む

受験料7,810円を払った瞬間、「もったいないから勉強しなきゃ」というコミットメント効果が発動します。これが最強のモチベーション維持法。

方法②:勉強記録をつける

「今日は金のフレーズ30分+公式問題集30分」と記録するだけ。積み上がる記録が自信になります。スマホのスタディプラスアプリが便利。

方法③:SNSで宣言する

「3ヶ月後にTOEIC600点取ります」とXやInstagramで宣言。公言することで退路を断つのも効果的です。

方法④:ご褒美を設定する

「600点取ったら3万円のヘッドホンを買う」など、具体的なご褒美を決めておくと、辛い日も頑張れます。

方法⑤:仲間を作る

同じ目標の仲間がいると、サボりにくくなります。社内のTOEIC勉強仲間やオンラインコミュニティを活用しましょう。

TOEIC600点達成者のリアルな体験談

Lさん(33歳・メーカー営業)——400→620点(4ヶ月)

  • スタート:TOEIC400点。大学以来10年間英語に触れていなかった
  • 勉強法:通勤往復1時間(金のフレーズ+リスニング)+週末2時間(公式問題集)
  • 教材費:金のフレーズ+文法特急+公式問題集=約5,200円
  • 結果:4ヶ月後に620点達成。翌年の昇進審査に間に合った
  • 感想:「通勤時間がそのまま勉強時間になるのが最高だった。金のフレーズを4周した頃からリーディングが劇的に楽になった。400点台の人はまず単語だけやればいい、本当にそれだけで100点は上がる」

Mさん(29歳・IT企業・エンジニア)——530→640点(2.5ヶ月)

  • スタート:TOEIC530点。リスニングは得意だがリーディングが苦手
  • 勉強法:朝活30分(文法特急)+通勤時間にシャドーイング+昼休みにPart5を10問
  • 教材費:公式問題集+文法特急=約4,200円
  • 結果:2.5ヶ月後に640点達成。英語案件にアサインされた
  • 感想:文法特急でPart5が安定してから、時間に余裕が生まれてPart7も落ち着いて解けるようになった。リーディングの時間配分が600点超えのカギだと思う」

600点を取ったその後——次のステップ

TOEIC600点はゴールではなく、英語キャリアのスタートラインです。600点を取った後のステップも紹介します。

730点を目指す(600→730点:+100〜150時間)

730点は「海外部門で活躍できるレベル」として、多くの企業がさらに上のポジションの条件に設定しています。600点の勉強法を継続しつつ、以下を追加しましょう。

  • 語彙を730点レベル(金のフレーズの730点パート)まで拡張
  • Part7の読解スピードを強化(多読トレーニング)
  • 公式問題集をさらに1〜2冊追加

英会話力も伸ばす

TOEICはリスニング&リーディングの試験なので、スピーキング力は別途鍛える必要があります。オンライン英会話(DMM英会話、レアジョブ等)は月6,000〜7,000円で毎日25分のレッスンが受けられ、コスパ抜群です。

英語×専門スキルでキャリアを加速

英語力だけではなく、英語×専門スキルの掛け算がキャリアアップの鍵。例えば「英語×IT」「英語×マーケティング」「英語×経理(簿記)」の組み合わせは市場価値が非常に高いです。

よくある質問(FAQ)

Q. TOEIC600点は就職・転職で本当に評価される?

A. はい、多くの企業で評価されます。特にグローバル展開している企業では600点が採用・昇進の最低条件になっているケースが多いです。「英語ができる」と客観的に証明できるだけで、他の候補者との差別化になります。

Q. リスニングが全然聞き取れないんですが…

A. 最初は聞き取れなくて当然です。大事なのは「100%聞き取る」ことではなく「何について話しているか」を掴むこと。公式問題集の音声を毎日15分シャドーイングするだけで、1ヶ月後には格段に聞き取りやすくなります。

Q. 独学とスクール、どっちがいい?

A. 600点レベルなら独学で十分。スクールに通うと10〜30万円かかりますが、この記事で紹介した3冊セット(5,214円)で十分対応できます。浮いたお金は次の自己投資に回しましょう。

Q. TOEIC600点の次は何を目指すべき?

A. 次の目標は730点です。730点は「海外部署で働けるレベル」として、多くの企業がさらに上のポジションの条件にしています。600→730点は追加100〜150時間の勉強で到達可能です。

Q. 勉強を毎日続けるのが辛い

A. 「毎日30分」を「通勤時間にやる」だけなら辛くありません。電車に乗ったら自動的にアプリを開く——この1つの習慣だけで、3ヶ月後に600点に届きます。意志力に頼らず、仕組みで解決しましょう。

まとめ:600点は「正しいやり方」×「3ヶ月の継続」で必ず取れる

TOEIC600点を取るために必要なことは、シンプルです。

  • 教材:金のフレーズ+文法特急+公式問題集の3冊(5,214円)
  • 勉強法:1ヶ月目は単語、2ヶ月目は公式問題集、3ヶ月目は弱点対策
  • 時間:通勤時間+朝活で1日1〜1.5時間
  • 期間:3ヶ月(500点台スタートの場合)

特別な才能も、高額なスクールも必要ありません。「今日、金のフレーズを買う」。これが3ヶ月後の600点への第一歩です。

他のコスパの良い資格については「3ヶ月で取れるおすすめ資格5選」、勉強の続け方は「資格勉強を続けるコツ5選」もあわせてチェックしてみてくださいね。

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